壁面緑化にはどんなメリットがあるの!?利点と注意点を知ろう

建物を守るのにも役立つ

おしゃれなカフェなどの店舗だけではなく、最近は都会のビルなどにも壁面緑化を採用することが増えてきました。これは、その名前の通り外壁を緑の植物で覆うことを指します。壁面緑化のメリットは、まずは外観がおしゃれな雰囲気になることがあげられます。植物は壁にしがみついて伸びているというイメージもありますが、実際には壁の前に設置したワイヤーやネットに成長した植物が這っていることが多くなっています。壁面緑化の良いところは、直射日光を遮断し、室内の温度上昇を防ぐこともあげられます。植物を這わせることで、強い日差しや雨風から外壁を守れることもメリットといえるでしょう。冷暖房の効率を高めるので、省エネ効果も期待できます。

どのような植物が向いているのか

壁面緑化にはどのような植物が向いているのかも知っておきたいところですが、ツル性のよく伸びる植物が向いています。一般家庭で採用するなら、入手しやすく育てやすい朝顔やゴーヤなどもおすすめです。きれいな緑を眺めることで精神的なリラックスを得られるのも、壁面緑化の良いところです。注意点としては、手入れを怠ると外観が悪くなるということがあげられます。きれいな緑を保つためには、水やりを忘れずに行うことや、枯れた葉をこまめに取り除くなどのメンテナンスも必要です。植物が育つところには、虫も発生しますので害虫への対策も考えておきたいところです。薬剤を使うときも、人体や環境に影響が少ない安全性の高いものを選ぶようにしましょう。

壁面緑化は、太陽光による建物などの表面温度上昇を抑制することを目的として、壁面を植物で覆うことです。